オリジナルTシャツのサイズ

以前僕が通っていた学校で体育祭にあわせてクラスのオリジナルTシャツを作ろうという話になった。
当時僕はクラスの間でイラストに定評があったのでTシャツのデザインをまかされた。
当時入っていた学科が電気科だったのでコンセントをモチーフにしたデザインを専用のテンプレートに描いた。
色を多く使うと作成料が高くなるので2色程度の簡単なものを描いたのだけどわりと評判が良かった。
それからクラス全員に紙を回し購入枚数とサイズを記入してもらった。
僕はいつもTシャツはLサイズを買っているのでLと記入して1枚購入することにした。
それからしばらくしてTシャツが到着してクラス全員に配られた。
デザイン通りうまく仕上がっていて満足だった。
が、しかし家に帰って着てみると明らかに小さくぱっつんぱっつんになってしまった。
すごく嫌な気持ちになり次の日学校で友達何人かに話すとそのうち一人がXLを買って大きかったと言ったので次の日学校に持って行って交換してもらった。
僕の場合交換してもらえたからよかったけれど実際に着てみることのできないオリジナルTシャツのサイズはひとつ大きなものにするか見本の物を用意して確認してから買ったほうが良いと思った。
私がオリジナルTシャツを本格的に知ることとなったのは学生時代心に残るイベント、文化祭の時だった。
それまでは、他クラブの人たちが着ているのを見たことがある程度だった。
高校最後の夏、お店を出すことになったわがクラスは、今までにないほど一体感があった。
それまで、男女そんなに仲良くなかったクラスに一体感が生まれ、作業も順調に進んでいた。
一体感を生んだものは様々あったが、見た目も気持ちも一体感を生んでくれたのが「オリジナルTシャツの製作」だった。
デザインから考えていくTシャツは、その辺の服屋で大量に買うより、自分たちの作ったものだからという気持ちにさせてくれ、とてもいい雰囲気を作り出してくれた。
もちろん、デザインを一から考えていくことは大変だった。
デザインの候補もたくさん出て、男女意見が割れることもあったが、最終的にクラス全員が納得できるものができた。
また、オリジナルTシャツのサイズも希望がいろいろ出せ、サイズがないと言うこともなく、全員が問題なく着ることができた。
結局文化祭は大成功に終わり、今でも大切に持っている。
大人数でも少人数でも、グループでも家族でも、いつか機会があったらまたオリジナルTシャツのお世話になってみたいなと思う。